こんにちは、Kakitetsuです。本日は、故障しているROM/RAMカートリッジ PC-6006を修理したお話をします。
ヤフーオークションで希少価値の高いEXASコンパイラROMの搭載品を30000円で落札してしまったのですが、案の定故障していました(EXASコンパイラROMは生きてたのが救い)。カートリッジをPC-6001mkⅡに挿し込んでみたところ、電源が入りませんでした。また、PC-6001に挿し込んでみたところ、電源は入るのですが、画面が乱れました。
大金をはたいて買ってしまったため、このまま諭吉を無駄にするわけにはいかないということで、修理することにしました。
※実際に作業をする際は各人の責任において行ってください。万が一本体及び人体等に障害が起きても、当方は一切責任を負いませんので、ご理解の上、十分注意して作業を行ってください。
本題に入る前に、PC-6006とは何ぞや?
PC-6006とは、昭和のレトロパソコン NECのPC-6001に搭載されている非常に少ないRAM(現在で言うメモリのこと)を16KBも拡張してくれるカードリッジのことです。また、カートリッジにはソケットが2つ内蔵されていて、当時ROM(ソケットに挿し込むタイプのもの)で供給されているソフトを動かす場合にも必須とされていたPC-6001ユーザーにとってのマストアイテムでありました。
分解して故障箇所の特定を行ってみた
カートリッジを分解してみたところタンタルコンデンサが3個使用されていましたので、レトロパソコンのPC-6001でよく見られるタンタルコンデンサの短絡不良を疑い、修理して直るか試してみることにしました。昭和のレトロパソコンで使用されているタンタルコンデンサは、短絡不良を起こしやすいと有名ですので。
やっぱり故障の原因はタンタルコンデンサの短絡不良だった
タンタルコンデンサを3本抜いたPC-6006をPC-6001に挿し込んで電源を入れたところ、通電して画面表示されました。故障の原因がタンタルコンデンサの短絡不良であることが確定しました。

調べたところ、使われているのは16v10μF(Vはボルト、μFはマイクロファラッド)のタンタルコンデンサ3個でした。ネットで調べて共立エレショップで購入しました。
修理してみた
タンタルコンデンサには極性がありますので、間違えないようにして下さい。リード線が長いほうがプラス(+)になります。基盤に”+”が書いてあるほうがプラス(+)になりますので、間違えることはないと思います。
交換したら早速動作テスト
PC-6001を用意して動作テストします。
ページ4
ページ4のときは7100バイトがRAMの正常値なので、問題ありませんでした。画面が見づらいのはコンポジット出力特有のにじみの影響です。
ページ3
ページ3のときは15292バイトがRAMの正常値ですので、問題ありません。
ページ2
ページ2のときは23484バイトがRAMの正常値ですので、問題ありません。
ページ1
ページ1のときは30140バイトがRAMの正常値ですので、問題ありません。
結果、どのページ数でもRAM容量の認識には問題がないことが確認出来ました。
まとめ
NEC製の古いレトロパソコン系の通電不良はタンタルコンデンサの短絡不良によるものが多いです。PC-6006を入手したんだけど電源が入らない・画面が乱れるなどの症状が発生した場合は、是非このブログの情報を元に修理をしてみて下さい。

故障の原因はタンタルコンデンサの短絡不良でした。
・PC-6006の通電不良や画面表示異常の原因はタンタルコンデンサの短絡不良










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