バックアップソフトウェア Minitool Shadow Maker 無料版(V4.7)をレビュー

Minitool Shadow Maker Windows

 こんにちは、Kakitetsuです。本日は、MiniTool社のバックアップソフトウェアのMinitool Shadow Maker 無料版(V4.7)についてお話をします。

Minitool Shadow Maker 無料版(V4.7)とは

 簡単にディスクやフォルダー、ファイルのバックアップが取れる無料のバックアップソフトウェアです。今回紹介するのは無料版ですので機能制限があります(ディスククローンが作成出来ない、差分バックアップが取れない、Windows PE復元環境での各種操作制限があるなど)。

 無料版でも基本的なバックアップソフトウェアとしては機能しますが、本格的な利用についてはPro版ライセンスを購入しての使用をおすすめします。

使い方

 Minitool公式サイトのShadow Makerの紹介サイトにアクセスし、「無料ダウンロード」のタブをクリックしてインストーラの「sm-free-online.exe」をダウンロードして下さい。ダウンロードしたらインストーラを実行してネットワークダウンロードによるインストールを行って下さい。

 ソフトのインストールが完了すると起動画面の表示を促されますので、それをクリックしてソフトを起動して下さい。 

ソフトの構成

 ソフトを起動すると画像のようなメニュー画面が表記されます。これはホームメニューと呼びます。ホームメニューから各種操作を行うようになっています。

 ホームメニューは以下のような構成になっています。

バックアップ

 
 ディスク単位、または、ファイル単位でのバックアップを行います。ディスクのバックアップを取る場合は、バックアップを取りたいディスクを指定してバックアップ先を指定します。ファイルのバックアップを取る場合は、ファイルの入っているフォルダもしくはファイルを選択してバックアップ先を指定するだけです。
 
 ファイルのバックアップの場合、ファイル単位でデータが保存されるのではなくてバックアップイメージとして保存されます。

同期

 
 バックアップがイメージファイルで保存するのに対して、同期はフォルダーやファイル単位で保存を行います。元のフォルダーやファイルをそのまま保持する感じです。ファイル単位で保存したい場合は、バックアップではなく同期を行ってください。
 
 例えば、ユーザー名のフォルダ直下のダウンロードフォルダにあるファイルをそのままの形で保存したい、などのような時にこの同期の機能を活用します。

復元

 バックアップを取ったイメージからディスクまたはファイルを復元します。フォルダーやファイルの復元については、OS上でそのまま復元が可能ですが、システムの入ったイメージからの復元については、Windows PEの復元環境を起動して復元します。

管理

 今まで取ったバックアップ一覧がここに表示されます。

ログ

 バックアップの成功の可否や時刻などがログに残ります。

ツール

 
 システムにWindows PEの復元環境を追加したり、Windows PEの復元用ブータブルメディアを作成したり出来ます。Shadow MakerがWindows PE環境で起動できるようになり、そこからシステム入りのバックアップを復元するようになっています。

 クローンディスク作成の項目もありますが、これはPro版のみの機能のためFree版では使用出来ません。

まとめ

 難しいことを考えずにデータバックアップを取りたい方におすすめのバックアップソフトウェアです。無料で使用出来ますので、興味のある方は是非インストールして使ってみてください。

 詳しい使い方については、また別の機会にお話したいと思います。

Kakitetsu
Kakitetsu

無料ながらも多機能なバックアップソフトウェアです。一度使ってみると無料でここまで出来るんだと思い知りますよ。

・無料で多機能のバックアップソフトウェア

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