こんにちは、Kakitetsuです。本日は、余ったNVMe M.2 SSDの活用方法についてお話をします。
PCを拡張すると発生する問題
自作PCなどでM.2 SSDを拡張してパワーアップすると、必ず手元に元のM.2 SSDが余ってしまいます。もし余ってしまった場合は中古ショップに売ってしまうということも考えられますが、おそらく大した値段はつかないと思いますので、再利用をするのがおすすめです。Amazonなどで売られている外付けSSD用ケースを活用すれば、外付けSSDを再利用することが出来ます。
そこで、今回、外付けポータブルSSDを作成することにしました。
購入したのはこれ
UGREENのM.2 NVMe Hard Drive Enclosureという外付けSSDケースをAmazonで購入しました。価格は2699円でした。外付けSSDケースはNNMe M.2 SSD専用で、USB3.2 Gen2に対応しています。
作り方
※使用済みのSSDなので、あらかじめパーティションを全て開放しておきます。OSのディスク管理メニューからだと一部開放出来ないパーティションが存在しているため、開放はWindows 10または11のOSインストールメディアを使用して行っておきます。OSのセットアップ途中でディスクのパーティションを設定する画面が表示されますので、その時にSSDの領域を全て開放してしまいます。これでOKです。
蓋をスライドして外します。
取り付けるSSDです。ADATAのNVMe M.2 SSD PCI-E x3.0対応の256GBです。
スロットにきっちり差し込み、
付属のネジで固定します。
熱伝導パッドを張り付けて熱対策を施し、
ケース蓋を元に戻します。
シリコンゴムを被せて完成です。
今回、USB-C to USB-Cケーブルで運用することにしました。
使用前はフォーマットを行いましょう
パーティションを全て開放した状態でフォーマットがされていませんので、このままでは使用できません。使用出来るようにするため、ボリュームを作成してフォーマットを行います。
今回、WindowsでもMacでも使用出来るよう、exFATでフォーマットしました。
CrystalDiSKInfoで情報確認
SSDの健康状態を確認。まだまだ大丈夫ですね。
CrystalDiskMarkでベンチマーク測定
CrystalDiskMarkでベンチマーク測定してみました。PCのインターフェイスがUSB3.2 Gen1なのでこんな感じですね。
まとめ
余ったSSDは、外付けケースを使用すれば再利用が可能になります。手持ちの余ったSSDがあるんだけどという方は、是非購入して利用してみて下さい。

外付けポータブルSSDとして生まれ変わりました。
・再利用は外付けSSD用のケースを使用する
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